ブログで記事を書くときの基本は、
1人のターゲットに絞って、1つのコンテンツ(メッセージ)を届ける
ことが大事になってきます。
言い換えれば、
「1つの記事で伝えるメッセージは1つだけ!」ということ。
ターゲットも絞らず、ただ闇雲にキーワードだけを詰め込んだ記事を生産しても、検索者からもGoogleからも読まれない、評価されないので注意していください。
案外それができていない人も多いのが現状です。
この原則を守ることによって、
- 読者にとって価値の高い記事が書ける
- Googleから評価されやすい記事になる
- 書き手側にとっても記事が書きやすくなる
といったメリットがあります。
- 1ターゲット・1コンテンツって何?
- 価値のある記事の書き方を知りたい
- もっとブログへアクセスを呼びたい
そう思っているあなたはこの記事を見て、これから価値ある記事を量産することができるでしょう!
目次
「1ターゲット」の意味
トレンドブログにおいても、
特化ブログにおいても、
情報発信ブログにおいても、
ターゲットを意識している人が非常に少ない気がします。
ここでいう「ターゲット」とは、
このキーワードで検索する人がどんな人なのかということです。
例えば、こんなニュースがあったとします。
女優のI原さとみが一般男性のAさんと結婚したことを発表した。
K泉進次郎に似たイケメンで、東大卒業後大手外資系金融機関に入社したエリートだと伝えている。
二人は2年前から交際しているとのことだ。
こんなニュースがあったとき、多くのライバルが
「結婚ネタだから”馴れ初め”とか相手の人に注目しよう」
「ちょっとズラして、デートした場所について書こう」
なんて思い、
「I原さとみと一般男性の馴れ初めや出会いは?顔画像や職業も気になる!」
見たいなタイトルを付けちゃいがちです。。
でも、ここで僕たちがやらなければならないことは、
検索する人がどんな人なのか
ということ。
このネタ元からターゲットを絞り出すと、
- 二人の馴れ初めや交際について知りたい人
- 一般男性Aについて知りたい人
- I原さとみの過去の恋愛について知りたい人
などなど。
ターゲットを絞ることによって、
どんなキーワード選定をすれば良いのかが想像しやすくなります。
「1コンテンツの意味」
1つの記事の中で「AもBもCも・・・」と様々なジャンルについて書くのはよくはありません。
「少しでも記事のボリュームを増やしたい」
「少しでも多くの情報を届けたい」
という気持ちは痛いほどわかるのですが、
内容を詰め込みすぎた記事は、要点が掴みにくく読んでいてわかりにくいのと、求めている情報がすぐに手に入らないのと、検索者からもGoogleからも評価が低いです。
なので、先ほども紹介した
1ターゲットがどんな情報を求めているのか=1コンテンツ
を考えるのが大事です。
先ほどの結婚ネタのターゲットをもう一回引っ張ると、
- 二人の馴れ初めや交際について知りたい人
- 一般男性Aについて知りたい人
- I原さとみの過去の恋愛について知りたい人
1記事でこの人ら全員に情報を届けるのではなく、
1記事=1ターゲットに情報を届ける方が良いです。
「1ターゲット・1コンテンツ」にする理由
なぜ「1ターゲット・1コンテンツ」にした方が良いのか?
理由は3つ。
- ターゲットが求めている情報を詳しく届けることができる
- Googleとしての評価が高くなる
- 記事も書きやすくなる
ターゲットが求めている情報を詳しく届けることができる
ターゲットを明確にすれば、届けたいコンテンツは必然的に決まってきます。
そして、さらに大事なのが「潜在意識にまでアプローチできる記事が書ける」
ということです。
潜在意識とは、検索者も意識していない「知りたいこと」のことを指します。
図で表すと、こんな感じ。
例えば先ほどのネタ・ターゲットを例に出していきましょう。
- 二人の馴れ初めや交際について知りたい人
このターゲットが検索しそうなワードを想像すると
「I原さとみ 一般男性 馴れ初め」
「I原さとみ 一般男性 出会い」
↑↑↑
これが顕在意識。
これを検索してきた人の潜在意識を想像すると、
「学生の時からの知り合い?」
「◯学会同士の出会いなのかな?」
「合コンとかで知り合えるのかな?」
などなど、検索キーワードに現れてはいないが、潜在的に「知りたい」と思っていることはあるはずです。
この潜在意識までアプローチできた記事を書けると、
「あ、そうそう!これも知りたかったんだよね!!」
「この記事、自分が求めている以上の情報を提供してくれた!」
と評価してくれます。
Googleとしての評価が高くなる
検索者にとって適切・詳しく書かれた情報を提供できると、
Googleとしての評価が高くなるのは簡単に想像できますよね!
ターゲット・コンテンツを絞らず、ただ単にキーワードだけを拾い上げた記事だと
検索者もGoogleも
「ん?この記事に主張は何なんだ?」
となりかねません。
ひと昔のSEOがまだ疎い時なんか、
「I原さとみ・一般男性・馴れ初め・出会い・年収・顔画像・職業」
見たいなタイトルって普通にありましたからね・・・
それが今になって、
「I原さとみと一般男性の馴れ初めや出会いは?顔画像や職業も気になる!」
と少しは自然なタイトルになりましたが、
それでも、いろいろな情報が交錯していてわかりづらいです。
Googleが今や評価する記事というのは、
「狭く・深く・質の高い」記事です。
記事も書きやすくなる
ターゲットを絞り、届けるコンテンツを決め、顕在意識・潜在意識を想像すれば
記事構成は90%完成しているといってもいいです。
実際の流れを例にとってみると、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ターゲット:二人の馴れ初めや交際について知りたい人
コンテンツ:馴れ初めや出会いについて届ける
タイトル:I原さとみと一般男性の馴れ初めや出会いは?交際はいつから?
構成
- 導入文
- 見出し2:I原さとみと一般男性の馴れ初めや出会いは?
- 見出し3:(潜在意識を入れる)
- 見出し2:I原さとみと一般男性の交際はいつから
- 見出し3:(潜在意識を入れる)
- まとめ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とここまで仕上げることができるので、
検索者に届けたい内容をずれなく書くことができるのです。
しかも書くことが明確になるので、記事作成に右往左往しなくて済みます
まとめ
もしこれを読んでいるあなたが、
- 読者にとって価値のある記事がわからない、書けない
- Googleから評価される記事がわからない、書けない
- 記事をスムーズに書くことができない
なんて思っているのであれば、今回解説した「1ターゲット・1コンテンツ」を意識してみて下さい。
多くの原因は、1つの記事の中で色々なことを伝えようとしていることにあるかもしれません。
誰にどんな情報を提供する記事なのか
自分自身も明確にしながらこれからも記事を書いていきましょう!