ブログノウハウ編

ライバルチェックと検索順位が落ちにくい記事構成のやり方!

狙っているキーワードでなかなか上位表示が取れない・・・

そんなお悩みはブログを書いていて誰しもが思うことです。

今回の記事は、記事を書き始める前に必ずやるべきことの一つである

  • ライバルチェック
  • 記事構成

の考え方・やり方についてまとめていきます。

あなたが狙っているキーワードがそもそも個人が狙える市場でない場合もありますので、1回だけでなく何度も何度も読んで自分のものにしていきましょう。

今回の内容

ライバルチェックをする際の3つのポイント

狙っているキーワードで記事を書いてもなかなか上位表示が取れない場合、

「ライバルチェックが甘い」というのが一つの原因として挙げられます。

ではそのライバルチェックではどういった点に注意すべきかを解説していきます。

ポイントは以下の3つです。

  1. 企業サイトがいないかどうか
  2. サイト全体の記事数やサイトジャンル
  3. 自分が記事を書けば上位表示できる見込みがあるか

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.企業サイトがいないかどうか

これから狙うキーワードを実際に検索してみて、企業サイトがいるかどうかはライバルチェックをする上で一番重要になってきます。

実際に具体例を見ていきましょう。

「転職」と検索してみた時に、以下のサイトが上位表示されています。

  • マイナビ
  • エン転職
  • duda
  • リクナビ
  • ビズリーチ

などなど、CMなどを流してガンガン広告を出しているいわば「企業サイト」です。

そういった市場で「よし!”転職”というキーワードで上位表示をとるぞ!」と意気込んだところで上位表示は取れません。

転職市場だけみても、大企業が独占している状態なので、中小企業も

  • 看護師のための転職サイト
  • 公務員のための転職サイト
  • 教師のための転職サイト
  • 自衛隊のための転職サイト

とターゲット層を絞って自分たちの強みを出しているというのが現状です。

こういった市場は基本的に名もなき個人が手を出せる市場ではないということを知っておきましょう。

上位表示をするための要素として「E-A-T」という考えが広がっています。

  1. Expertise(専門性)
  2. Authoritativeness(権威性)
  3. Trustworthiness(信頼性)

それぞれの頭文字をとったのが「E-A-T」です。つまり、良質なコンテンツのみならず、

サイトに「専門性」(統一感)があるか、権威性(被リンクをもらっているなど)はあるか、信頼性(オリジナルコンテンツ、運営者情報など)はあるかという点を検索エンジンは重視しています。

2.サイト全体の記事数やサイトのジャンル

ライバルリサーチしていく上で、「特化ブログ」の存在も気にする必要があります。

企業サイトではないものの、とあるジャンルに特化しているブログはやはり「専門性」という観点から検索エンジンから評価を受けている可能性があります。

「鬼滅の刃 マンガ 全巻無料」と検索してみましょう。

上位表示きているサイトはどれも「電子書籍」に特化したブログだらけです。

サイト全体の記事数も500記事以上もあるので、統一性もあればサイト全体として評価を受けている可能性があり、かなり競合ひしめく市場といってもいいでしょう。

狙えなくはない市場ではありますが、最低でも「自分も同じジャンルと特化ブログを運営している」というのが条件になってきます。

3.自分が記事を書けば上位表示できる見込みがあるか

企業サイトも専門性の高い特化サイトもないとなれば、その狙っているキーワードはほとんどの確率で狙ってもいい市場になり得ます。

しかし、狙っているキーワードでも既にライバルサイトが存在するケースがほとんどですので、最後の確認として「自分が記事を書けば上位表示ができるか」というのをみていきましょう。

その基準としては

  • もう少し記事の内容を深堀りできる
  • 自分の持っている知識や経験(一次情報)を追加することができる
  • 見出しを効果的に使用して、情報の整理整頓ができる

などなど、とにかく「このサイトが上位表示を取れるのであれば自分が書けば全然いける」

といった感覚があれば全然狙ってもOKです。

この辺りは経験と感覚になりますので、トライ&エラーを繰り返していきましょう。

狙ったキーワードの市場で上位表示するための記事構成

ここからは記事構成に関するテクニックを解説します。

  • 「上位表示を取るための確率を少しでも上げたい」
  • 「上位表示が取れた後でも順位変動(順位が下がる)の影響をあまり受けたくない」

誰しもがそう思うはずです。

検索エンジンに評価されやすい記事構成の手順を一つ一つみていきましょう。

記事構成は狙うキーワードを決め、ライバルチェックを行った後に行う作業のことです。

1:検索者の悩みの潜在意識も想定する。

潜在意識とは、自分でも意識していない悩みのことです。

「言われてみれば確かに気になる」という感覚の悩みを取り上げることが重要となります。

例として、狙っているKWが「新宿 カフェ wifi」の場合は、

検索者の悩み:新宿でwifiがあるカフェを探している

顕在意識の悩み

→新宿でwifiがあるカフェを探している

潜在意識の悩み(赤字が潜在意識)

→新宿でwifiがある安いカフェを探している

 新宿でwifiがある人混みが少ない(穴場)カフェを探している

 新宿でwifiがありコンセントも使えるカフェを探している

 新宿でwifiがあり深夜までやっているカフェを探している

 新宿でwifiがありデートでも使えるカフェを探している

 新宿でwifiがありインスタ映えするカフェを探している

 新宿でwifiがあり長居できるカフェを探している

検索者の潜在意識を考えながら、記事構成を行うことによって、長い期間読まれる記事になっていきます。

2.SEO META 1 in CLICKを使う

ライバルたちの記事構成を「1クリック」で洗い出すことができる無料のツールです。

  • STEP1
  • STEP2
    調べたいサイトを開く
  • STEP3
    Chrome内に導入されたSEO META 1 in CLICKを使用
  • STEP4
    「Headers」を押せばライバルの記事構成が丸見え

3.上位表示のされているサイトの共通点を洗い出す

SEO META 1 in CLICKでライバルサイトの記事構成を丸わかりになる手順を解説しました。

次は、狙っているキーワードで上位表示されているサイト(10サイト前後)の記事構成を調べて、それぞれのサイトの「共通点」を洗い出していきましょう。

この「共通点」を洗い出すことによって、

  • ○○という情報は必ず書いたほうがいい
  • ××という情報は検索意図と反するから書かなくてもいい
  • △△という情報は他のサイトにはないが入れておくと役に立つ

といった上位表示されている要素が見つかってきます。

4.各サイトのいいところ + オリジナリティを出す

上位表示されているライバルサイトの共通点を洗い出したら、最後に自分の記事構成に落とし込んでいきましょう。

  • 入れるべき情報
  • 入れなくてもいい情報
  • 入れておくと便利な情報

+自分のオリジナリティが出せる記事構成にできると暫定的に100点満点に近い記事構成が完成できます。

 

まとめ

今回はライバルチェックをする際の3つのポイントと上位表示の確率を上げる記事構成のやり方についてまとめてみました。

安定的にアクセスを集めたいという人にとっては絶対にやっておいたほうがいいSEO対策の一つです。

逆にトレンドブログなどの記事作成に「瞬発力」を求められる場合は今回のような作業をサクッと終わらせていったほうがいいケースもあります。

何回も何回も読み直して自分の書いた記事をバンバンと上位表示させていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。