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2024年上半期の振り返りと個人で稼ぐためには?

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2024年も早いもので折り返していますね。

これを読んでいるあなたはこの半年間、どうだったでしょうか?

この半年間でかなりの激動があった期間だったと思います。

パッと思い浮かぶのだけでも、3月のGoogleのアップデートでしょう。

それも踏まえて僕のこの半年間の振り返りを行ってみたいと思います。

企業ドメインの運用を任された半年

引用:https://www.paddledesign.co.jp/point/post-122.html

 

僕はこの半年間、企業ドメインのディレクターとして動いていました。

ディレクターはどういう仕事をしているのかというと、

  • KW選定
  • 記事構成の作成
  • ライバルサイトのチェック
  • 記事添削
  • 仕組み化

などなどです。
一見、個人で運営しているブログと何ら大差はないように思えますし、実際やることは大きく変わらなかったです。

でも個人ブログと正反対で違うところは、
ライバルがひしめき合う市場で上位表示をとることでした。

個人のブログは検索エンジンからの評価があまりない分、「ライバルがいない市場を見つけてそこでアクセスを集めましょう!」というのが正攻法です。

しかし、企業ドメインでは
検索ボリュームが多いところをガンガンで狙い、成約に直結するキーワードをガンガン攻めることで大きな売り上げに繋げることを目標に頑張ります。

具体例を挙げると、
「VOD おすすめ」といった超BIGキーワードは上位に来るだけで
売り上げが月何百万円も動く大きな市場です。
そのためライバルがひしめき合うのも想像できるでしょう。

個人のブログだとそこに参入することは難しいため、検索ボリュームは少ないけど少ない母数で成約数を稼ぐために、キーワードをずらしたりすると思います。

そんな超BIGキーワードで上位表示を取るためにはサイトの評価だけではなく、
高品質の記事を量産するがより求められます。

そこでとても大事になってくるのが

  • 記事構成
  • 記事作成

この二つでこけてしまうと、評価高いサイトを使っても上位表示されてこないです。

そしてもう一つ。ライターさんをきちんと動かし、高品質の記事を納品してもらうような仕組みを作らなければとてもじゃないけど僕1人で組織を回すことはできません。

なのでこの上半期、僕が得たものといえば、
「SEOについて徹底的に考えること」
「組織がきちんと動くような仕組みを徹底的に考える」

この二つです。

SEOについて徹底的に考える

前述したように個人のブログでは、なるべくライバルが少ないところを狙うことが大事です。なので比較的上位表示しやすいです。

トレンドブログにおいては過去の検索ボリュームをあまり参考にせず、というより「今後検索されるであろうキーワードを入れる」ことが稼ぐためのポイントになるので
“SEOについて理解しているようでしていなかった”というのが個人的な反省でした。

ライバルがいない市場で記事を書き、それが上位表示されとんでもないアクセスを集めるのが個人ブログが稼ぐうまみです。

一方で企業ドメインを戦略はすでに検索されている市場をガンガン攻めるので、重要なのは上位表示されるためのコンテンツ作りなのです

二つの違いをまとめると

正攻法 稼ぐためのポイント
企業ドメイン 既にデータとして存在している検索ボリュームが多い市場を狙う コンテンツがとにかく命
個人ブログ これから検索ボリュームが上がるであろう市場(ライバルがいない市場)を狙う ライバルの有無と検索されるであろうKWを当てる

今の書き方だと、「個人ブログはコンテンツはあまり重要視されていない」なんて思われるかもしれませんが、そんなことはなくて、でも上位表示されている=コンテンツが優秀だ!と勘違いする人がいるのも少なからずいます。
でも実際はライバルが少なく、Googleとしてもコンテンツではなく供給が追いついていないから仕方なく上位表示しているケースがほとんどです。

なので企業ドメインを運営させてもらった時には

  • どのようなコンテンツがユーザーにとって役に立つのか
  • どのようなコンテンツがライバルサイトと差別化できるのか
  • どのようなコンテンツが検索エンジンにとって評価されるのか

など、「なぜ」「どうして」「どのようにして」をずっとずっと考えてきました。

どのようなコンテンツが正解なのかについてはまた別でプレゼントとして作ってみたいと思います。

組織がきちんと動くような仕組みを徹底的に考える

1記事における膨大な情報量をまとめるには自分1人の力だけだとどうしてもサイト運営が厳しく、必然的にライターさんを何人か雇っていかなければなりません。

実際に複数人を束ねて運営を行ってみて、大変だと思ったことは

  • 記事のクオリティを担保する
  • 連絡コストを極力抑える

この二つでした。

記事のクオリティを担保する

記事のクオリティを担保する問題は企業サイト運営に限らず、個人で外注さんを雇う際も最初にぶつかる大きな壁だと思っています。

ブロガー
ブロガー
時間を作るために外注さんを雇ったのに逆に時間が取られて意味がない

そんな声も上がってくるでしょう。

僕が行った対処法として、ライターさんが上がってくる記事を添削する際に
「ここ何回も添削したことがあるけどなかなか直らないな」
「他の人には指摘したことあるけどこの人にも同じことを指摘している」
と言った箇所を全てチェックリストにまとめて各ライターさんにまとめていました。

実際に書いたチェックリストの一部を紹介すると

各ライターさんに渡した記事作成後のチェックリスト

 

このように作成することで何度も指摘することや他の人が指摘受けた箇所をみんなで共有し、添削する時間を大幅に削減できました。
やや厳しいルールではありますが、このチェックリストで記載されているミスを月3回以上すると契約を切るということも設定することでライターさんもプロ意識を持って質の高い記事を納品してくれるようになりました。

連絡コストを極力抑える

僕は10数名のライターさんを雇いながら企業サイトを2つ運営してきました。そのライターさんからの質問等に対応するだけでも多くの時間を取られてしまいます。

そこで僕が意識したことは連絡コストを抑えることでした。

ここで注意しなければならないのは、報連相を疎かにすることではなく、最低限の連絡コストで最大限のパフォーマンスを発揮することです。

特に連絡コストでかかった項目を挙げるとダントツで、進捗状況の確認でした。
毎回連絡して返事が来るまで待つのも時間がもったいないので、ライター一人一人がその日にやった仕事量を完全に見える化して一目で状況を把握できるような状況を作りました。

意外と多くの企業がこのような仕組み化・見える化をしておらず、毎回毎回上司から「あのプロジェクトの進捗状況はどうだ?」と聞かれてやっとお互い状況を共通認識することが多いのではないでしょうか。

連絡コストはお金が発生しない分、一見損しているように思えないのですが、その浮かせられるはずの時間で売り上げを出せないのは長期で見ても大きな損失になります。

個人で稼ぐために

半年は企業ドメインの運用を中心に動いてきました。そこから学んだことはすでに上述した通りですが、2024年現在において個人で稼ぐためにはどのようにしたら良いかも記していきたいと思います。

僕は2022年、2023年と連続で中古ドメイン×雑記ブログで月30万(最大80万円)近くを稼いでいました。

【実践記】中古ドメイン×トレンドブログは稼げない?3ヶ月で月収30万円稼いだポイントを徹底解説2023年現在、Googleの検索市場が大きく変わってきていると言っても過言ではありません。 まず、中古ドメインを使用して稼げてい...

その稼いだブログを売買したり、ノウハウを更新したりしてきましたが、2024年はかなり大きな変動があったいえます。

6月以降中古ドメインに対して手動ペナが多くなった

市場の温度感を自分でも調べるため2024年の4月に中古ドメインを購入し、6月まで運営していましたが、6月に入り手動ペナルティを受けてしまいました。

その際に全体の記事の質やコピーコンテンツがないか徹底的に調べ、改善させ、異議申し立てを行ったのですがそのペナルティが解除されることはありませんでした。

一方で他のライバルサイトが同じ時期にペナルティを受けていないかも確認しました。

リアルタイムで運営している約250サイトの行方を追っていて、その中でかなり稼いでいるブログに絞って彼らの動向を確認していると、やはり僕と同じ時期にペナルティか何かを食らってアクセスを一気に落としたサイトが多数ありました。

これはあくまで仮説でしかないのですが、記事の質が高いサイトも吹き飛ばされたことを考えると、Googleは大きな基準を設けずに手当たり次第で手動ペナルティを課しているのではないかと思えたのです。

もちろん、僕がただ共通点を見つけられていないことは大きな反省であり、サンプル数不足でもあるところはありますが、

  • 前の運営ジャンルと親和性の高いジャンルで運営されている中古ドメインが飛ばされた
  • 似たような被リンクを持った中古ドメインでも飛ばされたものと飛ばされなかったものが存在する
  • 中古ドメインを活用した特化ブログ(専門性)も飛ばされている
  • 親和性が全くない特化ブログが生き残っている

などなど、飛ばす・飛ばされないの共通点を見つけるには非常に難しい状況です。

その中で一つだけ生き残っているサイトは高確率でこういうサイトだ!というのがあって、それが新規ドメインを使っていることでした。

2024年7月以降の中古ドメインの活用は?

僕が中古ドメインを使い始めたのは2019年ごろで、この5年間割と美味しい思いをさせてもらいましたが、その稼ぎ頭である中古ドメインの今後の活用について真剣に考えないと稼ぎ続けるのは難しいと思っています。

実際に中古ドメインを販売するお名前.comの中古ドメインオークションもスタート時の入札価格が下がっており、中古ドメインデフレ状態と言ってもいいでしょう。

となると、中古ドメインの活用について今後はなるべく避けた方がいいのかという疑問も生まれます。

中古ドメインを活用し始めてから薄々感じていたこととして、
「稼ぎ続けられるツール・手段ではないな」
とは思っていました。

なんとなく中古ドメインのメリットである爆発力も、ピークと衰退があって、僕の肌感覚では長くて8〜10ヶ月くらいかなぁと思っていました。

だから僕は中古ドメインを活用するときは、「賞味期限を意識しながら一気に稼ぐこと」を意識しながら行動していました。
その”賞味期限”が一気に短くなったっていうのが2024年7月現在の状況だと思っています。

現在、中古ドメインで一気にアクセスを集めて稼いだブログも2週間ほどですぐにアクセスを急降下させるような動きを見せています。

これらのことを考えると、中古ドメインの活用に関してはしばらく休止して、新規ドメインでコツコツ稼ぐやり方の方が長期で見て稼げるのではないかと思っています。

ただし、現在とある実験をしていて中古ドメインを活用して稼げるブログ運営を開拓しようとしています。これらの情報については表ではなかなか言えないことでもあるので、メルマガで不定期で発信していこうと思っています。

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