会社の同期に会うために大阪に来ました。
今は、新幹線の中で綾鷹の濃いお茶を飲みながら書いています。
同期夫妻の住む家に、もう一人の別の同期とお邪魔し、おしゃべりしながら
「DVD鑑賞でもしようよ!!」
ということで、プロジェクターを繋ぎ、スクリーンに画面を映し、
『ハングオーバー』という映画を見ましたので、その感想を素直にアウトプットしてみたいと思います。
ハングオーバーをみての感想
だらだらとあらすじを書く前に、この映画を見終えての率直の感想を2つ述べると
- やらかしたことや失敗をしても笑い話にできる
- 思い出は記録ではなく心で記憶できる
なぜそのような結論になったのか、簡単にこの映画のあらすじを紹介します。
主な登場人物は以下の4人
- ダグ
- フィル
- スチュ
- アラン
2日後に結婚を控えたダグと、彼の親友の教師フィルと歯科医スチュ、そして義弟となるアラン。
ベンツに乗ってラスベガスへ向かい、最高級のスイートルームを取り予約し、旅行する4人。
立ち入り禁止の屋上へ出て、ショットグラスで乾杯しラスベガスの初夜がスタート。
そして、翌日目が覚めると
- ダグが行方不明
- 部屋の中に見知らぬ赤ちゃん、トラ、ニワトリがいて散らかっている
- 歯科医のスチュが知らない女性と結婚している
- 実は見知らぬ赤ちゃんはスチュの結婚相手の子供だった
などなど、夜に起きた出来事の記憶が分からず、起きたら異常な状況になっています。
その記憶をかき集めてながら、行方不明になった親友のダグを探すというのがこの映画のストーリーです。
一言で言えば、このハングオーバー(酔っ払い)した4人の話。
詳細はこの映画を見てみてください。
やらかしたことや失敗をしても笑い話にできる
ということで、ここから僕がこの映画をみての感想です。
ラスベガスで起こした4人の出来事は正直言って半端ないです。
- お酒の勢いで、トラやパトカーを盗んだり→もちろん逮捕すれすれ
- 知らない女性と結婚したり(ちなみに結婚した男は既婚者)
- 中国人マフィアに殺されそうになったり
と、罪を犯すか犯さないかのギリギリのラインでハメを外しています。
でも最後、行方不明になったダグを見つけ、結婚式に向かう途中の車で言うのです
「最悪な旅でもなかった」
そして、最後にラスベガスで過ごした様子をカメラが捉えた画像をみんなで見て、言います。
「サイコー」だって
僕たちも古くからの友人と思い出話に浸る時って
嬉しかった出来事よりも、当時大変だったことややらかした出来事の方が盛り上がりませんか??
僕は少なくとも、当時はキツかった話が盛り上がります。
当時は確かに大変だったかもしれないが、今思い出せば最高の思い出だよな!!
ってことが本当によくあります。
もしあなたが今が本当に辛い状況だとしても、必ず時間がたてば笑い話になっています。
逆にこれまでの人生で辛かった思い出や失敗した思い出がなければ、ある意味つまらない人生とも言えるでしょう。
もっと失敗してください。もっとやらかしてください。
もちろん、人様に迷惑かけない程度に。
思い出は記録ではなく心で記憶できる
ラスベガスの思い出を見るシーンです。
あまりにもやらかした4人なので、証拠隠滅のために1回しか見ないと決めてみんなでその様子を見ました。
エンディング曲と一緒にその写真が流れてくるのですが、本当にやばいです!!笑
でもそこがポイントではなく、なぜ4人が楽しい思い出を残さずすぐ消したのかと言うと
4人の中で共通して最高の思い出が刻み込まれたからです。
学校のテストでたくさん公式などを暗記して、いい点数をとった。
それは確かに記録としてはいい思い出にはなるかもしれないですが、それが今言えるかと言ったらほとんど無理でしょう。
なぜならそれは脳で記憶していたものだから。
でも、みんなで過ごしたかけがえのない時間は脳ではなく、
心で記憶しているため当時の感情のまましゃべることができるのです。
しかも4人の共通認識・共通体験として共有されているから。
だから、写真を削除することなど、全然痛くも痒くもないのです。
考察とまとめ
最後に、この映画から学んだこと、それは
- 今が辛い状況でもきっと笑い話にできる日が来るということ。
- 辛い経験をしたことない人生なんて中身のない人生と同じ
そう思えるようになれば、たくさん失敗してたくさん学んで、未来に笑い話にできるようになった方が楽しい人生過ごせそうです。
お酒の飲み過ぎで、人に迷惑をかけるのはダメですが、たまには自分の本能のまま生きて失敗してみるのもいいのではないでしょうか??