キーワード選定をする上で重要な検索需要
今回は需要と供給理論を使って効果的なキーワード選定のやり方について解説していきたいと思います。
実は全てのビジネスや日常生活おいても応用することができますので何度も何度も読み返して理解するようにしましょう!!
目次
アクセスを集めるにはキーワード選定が重要
おさらいしていくと、アクセスを集めるためにはキーワード選定が一番重要となります。
そのキーワード選定するための2ステップが
- 世間の人々は何が気になるのか
- 世間の人々はどのようなワードで検索してくるか
ではでは、このキーワードを選ぶ上ではどんなことに気をつけていけば良いか解説していきます。
キーワードの検索ボリュームとライバルの有無が最大のカギ
キーワード選定においてまず重要なことは、需要があるキーワードを選ぶということです。
例えば、以下のキーワードを使って記事を書くとしましょう。
新垣結衣 バレー 天才
これだけ見ると
「え?ガッキーってバレーの天才だったの??」
とガッキーファンだとアクセスしてくれそうな気がしますが、おそらくほとんどアクセスは来ません。
なぜなら「新垣結衣 バレー 天才」の単語を実際に検索窓に打ち込んで検索する人がほとんどいないと思われるからです。
いくら面白そうなキーワードを選んで思わず中身を見てみたいタイトルを作成しても、実際にその単語で検索をする人がいなければ(=需要がなければ)決してアクセスはきません。
よって、キーワードを選ぶ時の前提条件として「そのキーワードで検索する人がどれくらいいるのか」を意識するべきなのです。
そして、次に大切なことはライバルが少ないキーワードを選ぶということです。
例えば恋愛ネタなどのゴシップネタは常に多くの人が気になるはずなので、
新垣結衣 彼氏
というキーワードであればかなりの検索需要があるはずです。
しかし、このキーワードでライバルチェックしてみると、
1ページ目に出てくるのは大手ニュースサイトももちろん、個人の方が運営しているアドセンスサイト(トレンドサイト)もありますが、記事の質が非常に高いものしか上位表示がされていません。
アクセスの爆発と底上げを何度も繰り返してブログをとんでもなく強くすればこうした強豪ひしめくキーワードで勝つことも可能ですが、まだ作りたてのブログで挑んでも太刀打ちできないでしょう。
よって、キーワード選ぶ際には需要があることはもちろんですが、「そのキーワードで上位表示されているライバルはどれくらいいて、どれくらいの強さなのか」も意識する必要があります。
需要と供給モデルを用いた戦略
では、これまでの説明を需要と供給理論のモデルを用いてもう少し詳しくみていきましょう。
こちらは需要と供給のモデルです。
おそらく一度は見たことあるようなモデルだと思いますが、トレンドブログでもなんでも、この需要と供給の考え方を応用することができます。
今回はトレンドブログの話なので、それを例に「需要」と「供給」でマトリックスを組むと以下の4つに分類することができます。
A 需要多 × 供給少(検索ボリュームが多く、ライバルが少ない)
B 需要多 × 供給多(検索ボリュームが多く、ライバルも多い)
C 需要少 × 供給少(検索ボリュームが少なく、ライバルも少ない)
D 需要少 × 供給多(検索ボリュームが少なく、ライバルが多い)
A 需要多 × 供給少
トレンドブログに取り組む際には自分のブログの強さにかからわず常に狙っていくべき領域です。
検索ボリュームは多いのにライバルは少ないのでそのキーワードで記事を書けば自分の一人勝ちにすることができます。
成果を出すためにはとにかくここの領域を意識して狙っていくことが必須です。
しかし、こうしたネタはなかなか見つけるのが難しいのですが、コツさえ掴めば一瞬でできるようになります。
この領域のネタを見つける方法はまた別の記事で解説していこうと思います。
B 需要多 × 供給多
初心者が狙うべきでない領域となります。
ここの領域はアクセスの爆発を何度か経験してブログが強くなってきたら狙っていくべきところ
先程の「新垣結衣 彼氏」のようなキーワードが該当するかと思います。
ブログを立ち上げたばかりの頃はとにかくブログが弱くて全く上位表示ができないのですが、アクセスの爆発と底上げを繰り返していくとやがてライバルが多いキーワードでも勝つことができるようになります。
この領域で勝負してもたいていのライバルには勝てるぐらいまでブログが成長すれば、月収数十万程度は簡単に稼げるができます。
C 需要少 × 供給少
ここの領域はブログ初期に積極的に狙っていくべき領域です。
ライバルも数が少ないので上位表示される可能性は高くなります。
この領域の特徴はかなりニッチなネタになります。
例えば、
「新垣結衣 髪型」→ となればBの領域となりますが
「新垣結衣 髪型 けもなれ」 → となればCの領域となります。
この2つの違いは、前者は新垣結衣の髪型について検索している人がいるのに対し、後者はけもなれに出演していた髪型について検索している人になります。
「けもなれ」というニッチなキーワードでも検索する人は検索するので、こう言ったところの検索需要を回収できるようにするのがブログ初期の戦略となります。
需要はそこそこにとにかく供給が少ない(=ライバルがいない)Cの領域も攻めていって、少しでもアクセスを稼ぐという考え方が重要になります。
D 需要少 × 供給多
ブログの強さに関わらず狙ってはいけない領域です。
ライバルが多い上に、上位表示できても需要がないからアクセスがこないという記事を書くだけ無駄な領域になります。
(そもそもこの領域はあるのでしょうか??)
キーワードの検索寿命
いよいよ今回のメインテーマである検索寿命について解説していきたいと思います。
キーワードの需要と供給と考えることもかなり重要ですが、それと同時にキーワードの検索寿命を考えることも非常に重要です。
検索寿命を定義すると、「検索されている期間の長さ」
早速ですが、例を挙げてみましょう。
上戸彩 M-1 2019 衣装
上戸彩 彼氏
さて、どちらが検索寿命が長いのはどちらでしょうか。
おそらく、というか間違いなく「上戸彩 彼氏」の方だと思います。
前者の場合、M-1が放送されている間はかなりの検索需要があるかと思いますが、放送終了と同時に、検索されなくなるキーワードだと思います。
一方で「上戸彩 彼氏」は上戸彩が結婚しない限り、検索されるワードです。
実際の検索ボリュームを見てみると、
一時的に検索されている「上戸彩 m-1」と常に検索され続けている「上戸彩 彼氏」の違いがわかるかと思います。
キーワードを選ぶ際にはキーワードの需要と供給だけではなく、キーワードの検索寿命も考えていくことが大切です。
ブログを育てよう!
アクセスも集められて、記事更新も続けていくとブログが育ってきます!
専門用語で言えば、ドメインパワーが強く、インデックス速度が速い状態のことです。
ドメインパワーが強いということは、Googleからの評価されているサイトと認識されており、書いた記事の上位表示のしやすさを表します。
インデックス速度とは記事を書いてから実際に自分の記事が検索エンジンに載るまでの速度のことです。
トレンドブログ で結果を出すためにはドメインパワーを強くし、インデックス速度も速くするのが必須です。
それには以下のことが必要になります。
- 記事の更新頻度を増やす
- アクセスをたくさん集める
- ブログを長く運営する
この中でも特に重要なのが「質の高い記事の更新頻度を増やす」こと。
「じゃあ毎日記事更新したらドメインパワーもインデックス速度も育つのですね!」
と考える人がいるのですが、半分正解で半分不正解。
僕らはブログ書くことを目的としているわけでも、アクセスを集めることを目的としているわけでもありません。
あくまで「検索者に満足させる記事=価値を提供する」
これが本質にあります。
これを常日頃から意識し、尚且つ記事の更新頻度を増やせばGoogleから「このサイトはよく更新しているからきっと最新の情報について書いてあるはずだ」と思われて、評価が高くなります。
よって、特にアクセスがこなくてもとにかくどんどん記事を投稿していてドメインパワーを強くし、将来のアクセスの爆発のために備えておくことが重要なのです。
ブログ初期にオススメな戦略
最後に、ブログの効果的な育て方についてまとめていきたいと思います。
またこちらの需要と供給理論のモデルをご覧ください。
ブログを立ち上げたばかりの頃はとにかくドメインパワーが弱いために、記事を書いてもなかなか上位表示をすることができません。
そこで取るべき戦略はとにかくライバルが少ないところを狙うということ。
領域で言うと
- A 需要多 × 供給少(検索ボリュームが多く、ライバルが少ない)
- C 需要少 × 供給少(検索ボリュームが少なく、ライバルも少ない)
Aの領域はもちろんのこと、ライバルが少ないのであれば多少需要が少なくてもライバルも少ないCの領域のキーワードも積極的に狙っていくことが重要です。
ブログがある程度強くなってきたら以下の領域を狙うようにしましょう
- A 需要多 × 供給少(検索ボリュームが多く、ライバルが少ない)
- B 需要多 × 供給多(検索ボリュームが多く、ライバルも多い)
アクセスの爆発を繰り返して、ドメインパワーが強くなってきたら徐々にライバルが多いキーワードでも自分のほうが上位表示できるようになってきます。
こうなってきたら多少ライバルが多くても需要がたくさんあるところ攻めていきましょう。
特に狙いたいのが年中安定してアクセスを集めてくれるような検索寿命が長いキーワード。
こうした常にアクセスを呼び込めるキーワードは概してライバルが多いのですが、ブログが強くなった状態で挑めば上位表示できる可能性が高まります。
徐々にロングレンジ系の記事の比率を多くしていけば、特に何もしなくてもアクセスが集まるブログが作ることも可能になることでしょう。
そうすることによって、放置の状態でも半自動的に収益を生んでくれるブログに育てることができます。
まとめ
今回の内容はトレンドブログに限らず、日常生活やリアルビジネスにおいても応用できる理論だと思います。
一読しただけで完全に理解できない部分もありますので、何回も何回も読んで理解を深めていけると楽しくなりますよ。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。