この記事は実際にトレンドブログの全体像について解説していきたいと思います。
あくまで全体像ですので、各ステップごと詳細については、また別記事で解説をしています。
目次
本質:いかに相手(検索者)のことを思って書けるか!
お金を稼ぐ本質と倫理観を大切しよう!ノウハウだけ求めても無意味でもご紹介しましたが、僕たちは相手何か価値を与え、それの対価としてお金をいただくという本質は変わりません。
だから、検索してきた人へ、価値を与えないといけないということになります。
その前提を共有して話を進めていきます。
トレンドブログで大事なのは、アクセスを集めて収益化を図っていくことです。
世間一般が想像するブログとは、日常の些細なこと、例えば「今日は仕事が疲れたな」「あそこのご飯がおいしかったです」のような日記では、僕たちが芸能人でない限り、アクセスを集めることは非常に難しいです。
トレンドブログ でアクセスを集めるためには、自己満足の記事ではなく世の中が求めていること(=需要があること)を常に意識して記事を書いていく必要があります。
アクセスを集めるための2つのポイント
トレンドブログにアクセスを集めるために重要な2つのポイントを紹介します。
- 世間の人々は何が気になるのか
- 世間の人々はどのようなワードで検索してくるか
この「キーワード選定」までの流れがアクセスを集めるために最も重要なことです。
一昔前までは、このキーワード選定を間違えなければ9割方アクセスを集めることができたのですが、今やライバルが多くなったトレンドブログでは、ブログの書き方も重要視されています。
言い換えれば「キーワード選定はできて当たり前!」という時代にきているかと思われます。
ブログ記事執筆の流れ
ブログ記事を書く時には以下の流れに沿って執筆を行っていきます。
- ネタ選定
- キーワード選定とタイトル作成
- ライバルチェック
- タイトル決定
- キーワードをベースに見出し作成
- 記事本文のライティング
- 見直し&修正
一つ一つみていきましょう!
1.ネタ選定
ネタ選定とはこれから記事にしていくネタを選ぶことです。
つまりブログ執筆のスタート地点となるところです。
ネタを選定する際には以下のような場所があります。
- Yahooニュース、LINEなどの大手メディア
- テレビ番組表(実際のテレビ放送も)
- ツイッターなどのSNS
- 2ch系のまとめサイト
- イベント情報
- 雑誌
- 日常生活
これらのネタ元からさっき紹介したキーワード選定の2ステップ
- 世間の人々は何が気になるのか
- 世間の人々はどのようなワードで検索してくるのか
を考える必要があります。
せっかくなので、例を挙げてみましょう。
例えば今回はこのニュースをネタにしてみることにしました。
記事全文:
俳優の北村一輝(50)が27日、12月中旬に40代一般女性と結婚したと発表した。
北村は報道各社にFAXでコメントを送信。「私事で恐縮ではございますが、この度、私、北村一輝は2019年12月中旬に40代の一般女性の方と入籍致しましたこと、ご報告をさせて頂きます」と記し、この時期での発表となったことには「現在、出演させて頂いております作品の状況を考慮致しまして、本日のご報告とさせて頂きました」と説明した。
「今後ともより一層、仕事に邁進し日々精進してまいりますので、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます」と報告した。
北村は12年11月に離婚が発覚。13年に登場したイベントでは、離婚について事実かと聞く報道陣に「はい」と話している。
北村は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で、ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)の父・常治役を好演。25日の放送で常治は息を引き取っており、区切りを迎えていた。引用:Yahooニュース
ネタを選んだら次はキーワード選定にいきます。
2.キーワード選定とタイトル作成
繰り返しになりますが、ネタ元を見てまず考えるのは次の2ステップです。
- 世間の人々は何が気になるのか
- 世間の人々はどのようなワードで検索してくるのか
まずは1.世間の人々は何が気になるのかを考えてみましょう
例えば、
- 「北村一輝の再婚相手は誰だろう」
- 「北村一輝の前の奥さんはどんな人だっけ?」
そういう人々が次に2.世間の人々はどのようなワードで検索してくるのかを考えてみましょう。
- 「北村一輝 再婚相手 誰」
- 「北村一輝 元妻 誰」
それがいわゆるキーワードであり、「検索者が実際に検索窓に打ち込んで検索をする言葉」です。
今回の北村一輝のように、記事の中心となるキーワードを僕は「メインキーワード(一番重要なキーワード)」と呼んでいます。
このメインキーワードは原則は1記事1つです。
メインキーワードを決めたら、「関連キーワード」(そのキーワードと同時に検索されるキーワード)を考えていきます。
関連キーワードとは、「そのメインキーワードと共に検索される言葉」です。
メインキーワードとどのようなワードがセットで検索されるのかという視点を持って関連キーワードをいくつか洗い出してみましょう。
今回の場合であれば、
「北村一輝 再婚相手 誰」→関連キーワードは「再婚相手」「誰」
「北村一輝 元妻/元奥さん/元嫁 誰」→関連キーワードは「元妻」「誰」
となります。
3.ライバルチェック
キーワード選定が終わったらライバルチェックを行っていきます。
ライバルチェックをする目的は「本当にそのキーワードで検索をされた場合に上位表示が狙えるのか」の確認です。
インターネット上には数えられないほどのWebサイトがあります。
大量のアクセスを集めるためにはたくさんのwebサイトを潜り抜けて狙ったキーワードで検索された時に上位を取る必要があります。
このライバルチェックをしないと、大手のメディアなど、ライバルひしめく市場に突っ込むことになり、アクセスを集めることが困難になります。
よって、ライバルチェックのポイントは以下の3つ
- 大手ニュースサイトやまとめ系サイトなど強いライバルが上位表示されていないか
- 大手ニュースサイトやまとめ系サイトがあるならタイトルに自分が狙っているキーワードが入っていないかどうか
- 大手ニュースサイトやまとめ系サイト以外で、自分が狙っているキーワードがタイトルに入っていないサイトがどれくらいあるのか
たとえ自分が狙っているキーワードで検索した時にYahooニュースなどの大手サイトやNAVERまとめなどのまとめサイトが存在していても、狙っているキーワードがタイトルの中に入っていないのであれば勝てる可能性があります。
また、検索した時に個人が運営しているようなサイトしか上位に出ないようであれば、それも後から自分のサイトパワーが強くなってきたら抜かせる可能性がもあります。
逆に大手サイトやまとめサイトが多数上位表示されている場合は、そのキーワードでは勝つ見込みはかなり低いので、キーワードを変更するほうが良いです。
ライバルチェックはやりすぎても時間がかかるばかりでキリがないのですが、最低限個人だとまず勝てない大手ライバルがいないところを狙うということはおさえておきましょう。
今回のネタの場合だと、
「北村一輝 再婚相手」で検索した場合、ライバルは146件でした。
しかし上位表示されているページは全て個人ブログでした。
この場合は、自分とライバルブログを比較して勝てると判断した場合は書いてもいいでしょう!!
4.タイトル決定
次はそのキーワードを元に記事のタイトルを決めていきます。
タイトルをつけるときのポイントは以下の3つ
- タイトルの文字数は28~32文字
- キーワード選定&ライバルチェックで洗い出したキーワードをできるだけたくさん詰める
- 日本語的に意味が通り思わずクリックしたくなるような魅力的なタイトルに仕上げる
今回の場合はこのようなタイトル付けになります。
「北村一輝の再婚相手は誰?名前や顔画像に職業について調査!」(28文字)
一つ一つポイントを説明していきましょう。
1.タイトルの文字数は28~32文字
画像のように32字以上だと検索されたときにタイトルが途中で切れちゃいます。
これって検索者にどういう内容の記事なのか伝えられないタイトルとなります。
32字以内に収められなくても、上位表示できないことはないのですが、なるべくは32字以内にしましょう。28以下だと逆に少ないので、最低でも28字を意識していきましょう。
2.キーワード選定&ライバルチェックで洗い出したキーワードをできるだけたくさん詰める
これは先ほどの2ステップである
- 世間の人々は何が気になるのか
- 世間の人々はどのようなワードで検索してくるのか
に基づいてたくさんのワードをつめたパターンです。
どういうことか説明しますと、
「北村一輝 再婚相手」と検索する人というのは、ステップ1の「北村一輝の再婚相手について気になっている検索者」ということが予想できます。
であれば、「北村一輝 再婚相手」+「誰」「名前」「顔画像」「職業」「年収」「馴れ初め」「出会い」
などなど、いろいろと連想することができます。
だから、そのワードをなるべくつめてあげて、検索者に「この記事は北村一輝の再婚相手について詳しく調査された記事です」とアピールしなければなりません。
逆にこのパターンはあってはならないことです。
「北村一輝の再婚相手は誰?名前や職業に元嫁は現在何をしている?」
なぜこれがダメなのかというと、「再婚相手について知りたい検索者」と「元嫁について知りたい検索者」が存在していることになります。
記事を書くときは、「一人の検索者を想定した記事作成をしなければなりません」
じゃないと、Googleからも検索者からも、
「この記事は私が求めている内容は書かれていないな」「専門性が薄そうな記事」
と判断されかねないのです。
よく初心者が勘違いするポイントなのでしっかりと理解してください。
5.キーワードをベースに見出しの作成
キーワードとタイトルを決めたらいよいよ本文作成に移っていきますが、まずにやっておいたほうがいいことは「見出し」を作って本文を分割しておくことです。
「見出しタグ」はWordPressの投稿画面の以下の部分で使うことができます。
28~32文字で作ったタイトルを元にいきなり本文を書いていこうとしても、おそらくどこから書き始めればいいのかわからなくて混乱すると思います。
そこで頭を整理して効率よく情報を集め記事を書いていくために、まずはタイトルとキーワードをベースに2〜3個の見出しを作りましょう。
「北村一輝の再婚相手は誰?名前や顔画像に職業について調査!」
このタイトルの場合、見出しを考えるなら、以下の通り
北村一輝の再婚相手は誰?
北村一輝の再婚相手の名前や顔画像は?
北村一輝の再婚相手の職業は?
このようにテーマごとに見出しを作ることで、その後の記事を執筆する際に「何を書けばいいのか」をハッキリとさせることができます。
その結果、「何について調べないといけないのか」も明確化できるので、情報収集の効率も上がりますし、行き当たりばったりで記事を書くこともなくなるでしょう。
また、見出しを作る際にはキーワードを必ず見出し内に入れましょう。
見出しはSEO的にも重要視される部分なので、強調したいキーワードをしっかりと入れることで、この記事が何のことについて書かれている記事なのかGoogleに対してアピールをすることができます。
6.記事本文のライティング
ここまで来たらようやく記事本文を書いていきます。
「本文で何を書いていいかわからない」という人は多いですが、キーワードを決めてタイトルをつけて見出しも考えることができたのであれば、「何を書いていいかわからない」ということにはならないはずです。
例えば上の例ではタイトルは
「北村一輝の再婚相手は誰?名前や顔画像に職業について調査!」
で、見出しは
北村一輝の再婚相手は誰?
北村一輝の再婚相手の名前や顔画像は?
北村一輝の再婚相手の職業は?
の3つを作りました。
ということはあとはこの見出しの通りに情報を集めて本文を書きましょう。
ここでよくうける質問が
「調べてみたけどわからなかったときはどうしたら良いですか??」
ということ。
でもこれってかなりチャンスです!!
つまり、ライバルたちも「調べてみたけどわからないから書くのやめる」となる可能性が高いですし、書いたとしても「調べてみたけどわかりませんでした」「わかり次第、追記します」と言った文言で記事作成を終えます。
でもそれではトレンドブログ、そしてお金を稼ぐ本質である「価値提供」はできていません。
そしてブログで価値を提供する方法は主に3つあります。
- 情報の答えを伝える
- 情報の整理整頓
- 情報の考察
北村一輝の再婚相手は誰かという「情報の答えを伝える」ができない場合、情報の整理整頓・情報の考察をしましょう。
僕だったら、今回のようなケースに陥った場合、このように価値提供をします。
情報の整理整頓・情報の考察を踏まえた記事の書き方
北村一輝の再婚相手に関する情報はどこにもありませんでした。
でも、報道内容を改めて整理しますと、
- 40代の女性 ← 情報の整理整頓
ということしか大手メディアも明らかにしていません。
(以下、情報の考察)※作り話も含まれています。
北村一輝自身も離婚経験がある方なので、お相手の方も40代ですし、もしかしたらバツがついているのかもしれませんね。
そして、北村一輝が以前あげたSNSの画像にこのようなものがありました。
(指輪の画像を発見したと想定して)
北村一輝のイニシャルはK.Kなのに、この指輪には、M.Yと書かれています。
これが再婚相手の方からもらったのであれば、再婚相手の名前はM.Yであるかもしれませんね。
例えば、吉田まことか??
情報の考察から北村一輝の再婚相手の名前を考察
そして、職業についても明らかになってはいませんが、俳優の北村一輝と知り合うことができるのは、知人の紹介くらいでしょうか。
もし北村一輝と紹介なしで出会うのであれば、テレビ関係者やドラマ関係者しか考えられないですよね。
再婚相手の職業はドラマ関係者で裏方でサポートしていることも予想できますね。
情報の考察から職業を考察
顔画像についても、一般女性ということで公開されていませんでした。
ただ、SNSで挙げられたこの怪しげな女性の姿は再婚相手なのでしょうか?
真相は本人にしかわかりませんがここまで隠すようにするのはなんだか怪しいですね。
顔画像は考察できないので、再婚相手らしき人物の画像を考察する
この3つの価値提供以外にも、改行に気をつけたり、文字の色を変えたり、必要に応じて画像や動画を使用して訪問者が読みやすいように記事をデザインしてあげましょう。
また、僕たちが書いているのはあくまでも「ブログ」という個人の意見を発信する媒体なので、ただ客観的な事実だけでなくその話題についての自分の主観的な意見も積極的に入れていきましょう。
その自分の主観的な意見が、3.情報の考察の部分にも当てはまるのです。
7.記事の見直しと修正
本文のライティングまで終わったら、最後に記事を読み直して、おかしいところがあれば修正していきましょう。
その際は投稿画面の右側の「プレビュー」から確認をしてみて下さい。
自分自身がサイト訪問者になったつもりで読んでみて、日本語的に違和感がないところはないか、本当に内容が充実しているか、面白く文章が書けているかを見なおしてみましょう。
意外かもしれませんが、人名などの重要なキーワードで誤字脱字をしている時はけっこうあります。
キーワードを間違えてしまうと、Googleに適切にキーワードを伝えることができず、どれだけ詳しい記事を書いても狙ったキーワードで上位表示することが難しくなります。
まとめ
以上が記事を書くための流れになります。
いろいろと工程があって難しく感じたかもしれませんが、僕たちはお金を稼ぐためには相手に価値を提供しなければならないという誌名を忘れてはいけません。
小手先の技術でアクセスを集められたとしても、すぐ淘汰されますので、本質を常に追求していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。