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トレンドブログの記事の種類を意識してキーワード選定をしよう!

トレンドブログの記事にはいくつか種類がございます。

自分が狙っているキーワードでブログに大量のアクセスを集めていくトレンドブログでは、検索需要のピークのタイミングや検索寿命によっていくつかの種類に分けることができます。

 

今回の内容をしっかりと意識しているだけで成果が出やすくなるはずです。

 

トレンドブログの種類とは一体どんなものなのかわかりやすく説明していきますね。

検索ボリュームを基準にした3種類

トレンドブログの記事は検索ボリュームのピークが事前にあるのか事後にあるのかを元にして3つに分けることができます。

その3種類がこちらです。

  1. 速報系
  2. 未来予測系
  3. 安定系

それぞれの特徴についてまとめていきたいと思います。

速報系

速報系とは今まさに話題になっていることについて書いて、書いた直後から大量のアクセスを集めることを狙う記事のことです。

Yahooなどの大手ニュースメディアやTwitterの情報源から検索ボリュームが一気に上がることが多いです。

速報系ではニュースの中身を見て何か気になることがあった時、キーワードで記事を先回りして書いて検索需要を取り込むやり方が一般的です。

 

僕が何度も言っている2ステップと一緒の原理です。

  1. 世間の人々は何が気になるのか
  2. 世間の人々はどのようなワードで検索してくるか

 

速報系のネタの特徴はとにかくスピード・鮮度が命ということ。

 

感覚的な話ですが、ニュース(第一報)が報じられて2時間以内にそのネタを書かなければ、ライバルは一気に参入してくると思ってもいいでしょう。

 

 

ニュースが報じられた直後がもっとも検索ボリュームが高く、通常はその後検索ボリュームがどんどん下がるので、いかに早く第一報をキャッチして記事をネット上に投稿するのかがカギになります。

 

 

未来予測系

未来予測系とは、これから未来において話題になるであろうことについてあらかじめ予想して書く記事のことです。

代表的なネタ選定元はテレビ欄です。

テレビで取り上げられた内容は高確率で話題になるので、番組内容出演する人やモノについて取り上げて記事を書いておきます。

その番組が放送された時に狙い通り爆発させるというわけです。

 

また、季節関係のネタもこちらに当たるものが多くなります。

 

僕は結構甲子園大会が好きなので、注目選手を書いてアクセスを集めたりしました。

甲子園に限らず、例えば

  • 箱根駅伝
  • バレンタインデー
  • ホワイトデー
  • センター試験

などなど、ある時期になると、アクセス需要が一気に上がるとわかっていることも未来予測系とも言えるでしょう。

 

安定系

安定系はすでに一定量の検索ボリュームがある上に、今後も検索ボリュームが続くであろうことについて書く記事のことです。

例えば、

  • しゃっくり 止め方
  • クーラー 風 臭い
  • 耳鳴り 止まらない

 

安定系は常に需要があるので、正確に言うとトレンドとは言い難いが、このような種類があるんだなぁくらいで大丈夫です。

 

ショートレンジとロングレンジ

次に、記事はキーワードの検索寿命を基準にすると大きく二つに分けることができます。

参考記事:トレンドブログキーワードの検索寿命!需要・供給理論をもとに解説!

ショートレンジ

ショートレンジとは検索寿命が短い記事のことです。

感覚的に、検索寿命とはだいたい数時間〜数日くらいと考えています。

例えば、2019年に甚大な被害をもたらした「台風19号」の検索需要を見てみますとこのような感じになっています。

 

・「台風19号」の検索需要

 

台風19号が日本に上陸する前から「史上最大の被害が想定される」「十分の警戒が必要です」とメディアが報じた影響もあり、一気に検索需要がのびました。

そして、台風19号が過ぎ去った後はもちろんですが、検索されなくなります。

ロングレンジ

一方のロングレンジとはショートレンジとは逆に検索寿命が長い記事のことです。

この場合の検索寿命とはだいたい数週間〜数年くらいと考えと考えています。

例えば、国民的人気アイドルの嵐のメンバーである「松本潤」の「彼女」というキーワードを見てみましょう。

 

・「松本潤 彼女」の検索需要

「台風19号」と違って松本潤は常にテレビに出続けているので、検索寿命もかなり長くなっています。

このようなロングレンジのキーワードでたくさん記事を書いて上位表示がされれば、特に何もしなくても毎日勝手にアクセスが集まる資産ブログを形成することが可能です。

 

しかし一般的に言って、ショートレンジのキーワードはライバルが少なめ、ロングレンジのキーワードはライバルが多めになっているため、キーワードを選んで記事を書いていく際にはどちらもバランス良く書いていくことが大切になります。

 

ミドルレンジ

このような言葉があるか不明ではありますが、ショートレンジとロングレンジの間を取って、ミドルレンジというものも存在します。

検索寿命はだいたい四半期(3ヶ月)程度と考えています。

わかりやすい例を挙げればドラマが挙げられます。

・「今日から俺は」の検索需要

こちらは2018年10月に放送され、話題となったドラマ「今日から俺は」の検索需要の推移です。

これを見るとドラマが放送された2018年10月から徐々に検索需要が伸びて、放送中にピークに、そしてドラマが終わった2019年1月以降は検索需要がガクッと下がりました。

(映画化されれば、また検索需要が伸びます)

また、季節関連のネタもミドルレンジになることが多いです。

・「バレンタインデー チョコ」の検索需要

季節関連のネタは毎年その季節が来るたびにミドルレンジの検索需要が発生します。

「バレンタインデー チョコ」というキーワードだと、ミドルレンジネタになりますが、「バレンタインデー 2020をキーワードに選定すると2020年にしか検索されないためショートレンジになります。

 

トレンドブログ記事の5つの種類

さて、これまでの内容をまとめてみます。

トレンドブログの記事はアクセスのピークがどこにあるのかを基準に考えると、

  • 速報系
  • 未来予想系
  • 安定系

アクセスの寿命がどれくらいなのかを基準に考えると

  • ショートレンジ
  • ロングレンジ

 

これら二つの切り口でマトリックスを組むと次のようになります。

こちらがトレンドブログ記事の5種類です。

それぞれの記事の種類と特徴について解説していきます。

 

速報系ショートレンジ

現時点での需要は高いが、今後需要が低下していくキーワードで書く記事のことです。

例えば、先ほど例にあげた「台風19号」はショートレンジになりますが、関連キーワードを「被害状況」としたら速報系ショートレンジに当てはめることができます。

 

・「台風19号 被害状況」の検索需要

台風の被害状況については検索需要はかなり伸びますが、その時々にならないとわからないため速報系、尚且つ台風が過ぎ去ったら検索されなくなるのでショートレンジと分類されます。

 

速報系ロングレンジ

現時点での需要が高く、その後も一定期間は需要が続くと思われるキーワードで書く記事のことです。

この種の記事は最初はライバルも少なく、尚且つその後も検索されるためかなりおすすめです。

例えば、今人気の女芸人であるゆりやんレトリバー

彼女の検索需要の推移はこちら

 

 

・「ゆりやんレトリバー」の検索需要

女芸人を決める「W」という大会で優勝したことを期に一気に検索需要が伸びました。

 

もしもこの大会でゆりやんを見て「今後間違いなく売れていく」と感じて記事を書いたのであれば、テレビを見た後なので速報系になります。

※「W」出演決定時点で記事を書いていれば、「未来予測系」に分類もできます。

さらにこの後ゆりやんは一発屋で終わらず、アメリカでもネタ披露したり、携帯CMの声優を務めたりとかなり話題を集めたのでロングレンジとなりました。

 

未来予測系ショートレンジ

現時点での需要は高くないが、未来のある一点においてのみ需要があるキーワードで書く記事のことです。

先ほどの「台風19号」を例に挙げると台風1が日本上陸するとわかっている場合、

「台風19号 進路予想」というキーワード選定をすれば、未来予測系のショートレンジ系記事になります。

 

季節関係のネタでも例えば、

「バレンタインデーチョコ 2020 オススメ」

であれば事前に検索ボリュームのピークが予想できる上に2020年の中で一日だけ開催されるので、検索寿命はかなりショートになることが予想されますね。

 

未来予測系ロングレンジ

現時点での需要は高くないが、今後一定期間において需要があると思われるキーワードで書く記事のことです。

例えば、どストレートに「2020年 ブレイク女優 予想」と検索して出てきた女優がその未来予測系ロングレンジになります。

他にも各大学のミスコンに選ばれた人は、後にアナウンサーや女優などになることも多いですので、これも未来予測系ロングレンジになります。

 

安定系(ショートレンジはない)

安定系記事にショートレンジのネタは基本的にありません。

現時点ですでに需要があり、今後も一定期間需要があると思われるキーワードで書く記事のことです。

 

これまでにもよく検索されてきましたが、今後も検索需要は一定量続くと思われるので安定系にあたります。

 

安定系の記事は最も検索寿命が長く、それぞれのキーワードで1位をとり続けられれば、何もしなくてもアクセスが詰まってきますが、その分ライバルは非常に多くて強い傾向にあります。

 

結局、どの記事タイプを書けばいいの?

以上、5種類の記事について紹介をしてきました。

よくある質問として「どの種類の記事を書いたほうがいいですか??」と聞かれることが多いです。

 

これに関しては特に決まりはありませんが、ブログの強さによって書き分けたほうがいいでしょう

ブログ初期段階であれば

  1. 速報系ショートレンジ、未来予測系ショートレンジ
  2. 速報系ロングレンジ、未来予測系ロングレンジ
  3. 安定系

という順番で書いていき、ブログを強く育てていきましょう。

 

ブログが強くなってきたら逆で

  1. 安定系
  2. 速報系ロングレンジ、未来予測系ロングレンジ
  3. 速報系ショートレンジ、未来予測系ショートレンジ

という順番でブログをし参加していきましょう。

 

ブログを作りたての頃は、「安定系」以外の記事タイプであまり選り好みをせずに記事を投稿。

その後、ブログが強くなってきたら「ロングレンジ」の比率を多めにして、おいしいネタがあったらショートレンジでも狙ってみるという感じが良いでしょう。

まとめ

ブログは焚き火に非常に似ています。

焚き火をしたことがある人ならわかると思いますが、焚き火をする手順は

  1. 火を起こすために着火剤を使い、(ショートレンジ)
  2. 火を勢いつけるために細い木の枝を投入し、(ロングレンジ)
  3. 長く火を保つために太い木をいれる。(安定系)

 

ブログも着火させ、火を勢いづけさせ、太い木を投入して安定させましょう。

 

とは言っても、どの種類にこの記事が当てはまるかというのは正確に分類することはかなり難しいです。

ショートレンジだと思っていたキーワードが、ある日突然何かがきっかけとなってまた検索需要が伸びてきたり、逆にロングレンジだと思っていたキーワードが予想以上に検索需要が長く続かなかったということもあります。

 

そこまで深くは考えず、「こんな考え方もあるんだ!!」という理解で十分だと思います。

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。