今回は「ブランド人になれ」という本のアウトプットをしていきたいと思います。
この本の筆者はZOZOやリクルート、ライブドアなどの話題企業で働いたTop of the サラリーマンである田端信太郎です。
サラリーマンであるべき姿について見直す良い機会になった本です。
まずは、筆者の田端信太郎について軽く紹介していきます。
名前 田端信太郎 出身大学 慶應義塾大学 生まれ 1975年生まれ 出身 石川県
ツイッター https://twitter.com/tabbata Youtube https://www.youtube.com/channel/UC7sEB_ylMuHJD4TjF4Ag1nw 略歴
NTTデータを経て、リクルートへ転職。フリーマガジン「R25」を立ち上げました。
その後、LivedoorやLINEなどの話題の企業でも役員を務めていました。
目次
「ブランド人になれ」の内容と要約をわかりやすく
この本が一番伝えたいことは、本のタイトルにもなっているように
「ブランド人になれ」ということです。
本書では、サラリーマンを例に挙げていますが、もちろんサラリーマンに限る内容ではございません。
ただ、会社に雇われて、身を任せているサラリーマンが一番わかりやすい例だったから紹介していると思います。
ということで、ブランド人になるために僕的に大事だなぁなんて思ったことを紹介します。
汗水に価値はない
いきなり、きつい言葉ですね。。
本の序盤で紹介されている内容で、ラーメンを例に挙げていますが、
どんなに汗水働いて作ったラーメンでも不味いものは不味い
ということ。
汗水働いたかどうかなんて、お客様にとっては正直どうでも良いこと。。
お金を払ってくれる人をどれだけ喜ばせるか
それがブランド人としての生き方と述べられています。
だからと言って、汗水書いて働くこと・行動することは非常に大事です。
その後の内容でも、「とにかく量をこなせ。量が質を生む」
とも述べています。
量をこなすことは質を生み、質を生むことがお客様を喜ばせてあげられる
サラリーマンはノーリスク
今の多くのサラリーマンは「リスクに怯えるように働いている」と指摘しています。
赤字を生めば、上司に怒られるため、無難に仕事をこなす
一見その方が、会社としても優秀な人材と思われがちですが、ブランド人になるという視点で言えばかなりもったいないことをしています。
というのも、会社に所属しながら、赤字や大プロジェクトを失注したとしても給料が減額になることも、首にされることもありません。
一方で、個人事業主やフリーランスがこのようなことをした場合どうなるでしょうか?
間違いなく、自分の生活に直結することなので、もしかしたら苦しくなるかもしれません。
ということを考えると、
「会社という肩書きを大いに利用しないのは非常にもったいない」
ということを述べています。
そして、続けて田端さんがいうのは、
「売り上げよりもインパクト」
ということ。
今ある会社のノウハウや誰かの実績をそのまま引き継いだ仕事だけだと、売り上げは保てても社内・外ではさほどのインパクトはありません。
厳しい言い方をすれば「誰でもできる仕事」になるのです。
田端さんの言葉を借りると
「システムの歯車になるな!システムをそのものを創れ」
つまらないプライドを捨てる
ここでのプライドとは、
「自分になら絶対にできる」と言った、自信のプライドではなく、
「俺は大企業の社員だ」「高学歴だ」と言った見栄を張っているプライドのことです。
昭和のサラリーマンも今も多く残っている会社には
- 高学歴
- 大企業の社員
- 年収1000万円以上
などの「見栄」が社会のカーストの中で上位に君臨していました。
昭和のサラリーマンが大半を占めている会社であれば、まだその名残はあるとは思いますが、
平成・令和という時代に移り変わり、今時そんな「見栄」で生きているサラリーマンなんか生き残れない。
と田端さんは主張しています。
これからの時代そんな見栄を捨てるサラリーマン、田端さんの表現では「パンツを脱ぐ」人がこれから重宝されるブランド人になれるとおっしゃっています。
「ブランド人になれ」の書評・感想
この本を読んでみて、「会社だけに依存したくない人向け」に書かれてあるなぁと感じました。
僕はまさしくそうですが、
- 会社の収入だけに頼ってしまうのが怖い
- 大企業でも中小企業でも社員のクビを切ることが簡単にできる時代
なんて思っています。
「大企業=安定」という時代は確かに終わりを迎えていますが、
大企業の中でもすでにブランド人として地位を確立しているのであればそれはそれでいいかなぁなんて思います。
僕が考えるブランド人かどうかの見極め、それは
「明日会社をクビになってもお金を生み出す力がある人」
だと思います。
クビになったところで、
「自分のスキルと経験さえあれば、転職はいつでもできる」
「会社という肩書がなくなっても自分という株式会社を設立できる」
そういう能力さえあれば、それはすでにブランド人だと思います。
気をつけて欲しいのが、それが自信によるプライドなのか、見栄によるプライドなのかきちんと見極めることです。
「お前はさっさとこの会社を辞めて、もっと上の会社に言った方がいいよ」
くらい言われるブランド人になりましょう。
まとめ
今回は田端信太郎が書かれた「ブランド人になれ」という本についてまとめてみました。
僕が大事だなぁなんて思ったところのみを紹介しておりますので、実際の内容の1割程度しか紹介できていません。
実際に手にとって読んでみることをオススメします。
やや過激なことも書かれていますが、田端さんからの「アイのムチ」ということでとらえて、読んでみてくださいね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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