ホワイト企業のつらさを誰も共感してくれない・・・
自分が勤めている企業が世間一般からしたらホワイト企業にも関わらず、ホワイト企業なりの悩みを周りに相談すると
- 「それはただの贅沢だよ!」
- 「だったらブラック企業で働いてみれば?」
- 「お金もらってる立場でそんなこと言うなよ」
ただ人蹴りされて終わります。
この記事を書いている時点で、僕自身も社会人2年目のバリバリホワイト企業に勤めている人間ですが、
ホワイト企業ならではの悩みは痛いほどわかるんです。
なぜホワイト企業がつまらないのか?何がつらいのか?まとめてみました。
目次
仕事が少なくどう時間を過ごせばいいかわからない
ホワイト企業=仕事が少ない
と言うわけではございませんが、少なくとも残業月100時間以上のブラック企業に比べると少ないことは明らかです。
僕の場合もそうですが、午前中の3時間以内でその日の仕事が終わってしまうことが多々あります。
そうなると、午後の時間どのように時間を過ごせばいいか本当に悩みます。
ネットサーフィンするのももちろんダメだし、携帯触ってもダメ。
どのように時間を過ごすかわからないというより、
仕事をしているフリするのが本当に辛い
資料を探しているふりをしたり、電話が来るのをひたすら待って応対したりと無駄な時間を過ごしていることが多いです。
それでもこの会社にいる時間を少しでも有効活用したいと思い、その暇な時間を使ってやることを決めたりしていました。
参考記事:会社が暇でつらい・行きたくない!時間の過ごし方や何するべきか?
仕事が定型化しすぎて刺激が少ない
ホワイト企業というより、大企業に多い傾向だと思います。
仕事が定型化しすぎてつまらない
このやり方があればうまくいく!というノウハウが確立しているが故に刺激の少ない仕事。
特に1年目は業務、2年目は営業と経験している僕も
このパターンがくると、このやり方を使えば大丈夫
などとある程度確立されたノウハウを使って仕事をこなしています。
もちろん、確立されたノウハウを使った方がミスも少なく、いいのですが
この状況を突き詰めた結果
「これって俺がやらなくても成り立つ仕事だよね??」
と感じてしまう部分があるのです。
最初の方は、これが勉強になるのですが、気がつくと、きた仕事を淡々と感情なしで流している自分がいました。
ミスなしで仕事ができるのは会社としての評価も上がりますが
自分自身の市場価値をあげることにフォーカスするとどうも役立つようなことではありません。
ホワイト企業にありがちな仕事に刺激がないのはどうしてもつまらないと感じてしまうものです。
周囲の社員・上司を見てもワクワクしない
これはホワイト企業勤務と関係しているかどうか微妙なところではありますが、少なくとも僕の会社の先輩・上司を見てもワクワクしないです。
先述したように、誰でもできるような仕事ばかりなので、先輩社員や上司は口癖のように
「この仕事は勉強がてら後輩社員に任せよう」という動きが見えます。
これ自信は悪くはないことですが、それがエスカレートしていって、
仕事しなくても給料もらえるなら仕事は極力少ない方がいい
といった社員がいるのも事実です。
これに関しては僕が尊敬しているmotoさんという方も言及しています。
市場価値の低い人に共通するのは「何をしても同じ給料なら無駄に働かない方がいい」というマインド。この考え方は短期的に見ると時給高いかもしれないけど、長期で見ると経験値低くなるし仕事のスタンスも受け身のままになる。目先の時給とか上司の評価よりも、自分の市場価値を大事にした方がいいよ。
— moto (@moto_recruit) January 25, 2019
特に自分より長く勤務している先輩社員ほどこのようなマインドを持っている方が多いのは事実です。
この会社でずっと働く未来が見えない
全部ひっくるめて総括すると
「自分がこの会社でずっと働く未来が見えない・想像つかない」
ホワイト企業ということで
- 仕事量も少なく、残業もない。
- ハラスメント系のコンプライアンスも厳守
- 給料もきちんともらえる(高くはないけど)
ある意味、全員が全員羨むような企業だと思います。
ただ、僕のように皮肉として「意識高い系社会人」には何か物足りなさを感じます。
- ホワイト企業というぬるま湯に浸かった危機感がない社員
- 売り上げが伸びないのは景気などの外的要因のせいにする経営者
僕のような社会人ペーペーの人間が偉そうに言えば、
経営者目線でこのホワイト企業に勤めても市場価値は上がらない
つまり、この会社で働く未来が見えないと感じてしまうのです。
「ホワイト企業」というぬるま湯から脱出するには?
そんなホワイト企業に不満を持ちながらも脱出できない大きな理由はお金でしょう。
「辞めたら安定した収入がなくなる」
「今の企業で得たスキルなんて微々たるもの。転職なんて・・・」
最終的に行き着くのが
「やはり自分みたいな役立たずが仕事あるだけで贅沢なのかな」
と自己嫌悪感に陥ってしまうのです。
この悩みを根本的に解決するには、
ホワイト企業というぬるま湯に浸かりながら、余った時間で自分の市場価値を高めていくことが大切でしょう。
ぬるま湯に浸かりながらそのまま時間を過ごしているだけでは、身に付くスキルがないのであれば、自分から身に付けるようにしましょう。
僕は、ほとんど毎日定時に帰れる中で、ウェブ集客・マーケティング、コピーライティングなどを学んでそのスキルを武器に仕事を生み出すようにしています。
いつ会社が潰れようとも、いつ会社をやめようとも、いつでもお金を生み出せる能力があればぬるま湯から脱出することは可能なのです。
このように、会社以外のところでスキルを身につけようとすると、
ホワイト企業勤務ならではの悩みって本当にどうでも良くなります。
お金も人間関係も仕事のスキルも。
悩むくらいであれば、行動に移してみては如何でしょうか。
まとめ
なかなか共感されないホワイト企業勤務ならではの悩みを僕が代弁してみました。
共感できる部分やできない部分あるかもしれませんが、この記事を見ているあなたが
「あ、ホワイト企業勤務で悩んでいる人は私だけではないんだ!!」
と思ってもらえただけでも幸いです。
何か悩みなどがあれば、コメントもしくはお問い合わせから打ち明けてください。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。