ブログにおいて重要な作業の一つである「ライバルチェック」
良いネタを選んでも、検索表示で上位を占めているのが強いライバルであれば、頑張って書いた記事が読まれることなく終わってしまうこともあります。
- 書いた記事がなかなか上位表示されない
- ライバルチェックのやり方を知らない
- ライバルチェックってそもそも何の目的でやるの?
と思っているのであれば、今回の記事はきっとあなたの役に立つものとなります。
今回は、「ライバルチェックのやり方と本質」について画像を使って丁寧に解説していきたいと思います。
目次
そもそも「ライバルチェック」を行う意味とは?
ライバルチェックを行う意味というのは主に2つあります。
- 自分が参入しても勝負できる市場かどうかをチェック
- ライバルはどんな情報を提供しているかをチェック
自分が参入しても勝負できる市場かどうかをチェック
自分がこれから書く予定の記事に、
どういったライバルがいるのかをチェックすることがライバルチェックをする上で一番大事なってきます。
例えば、
「岡村隆史 結婚」と検索した時にこんなライバルサイトが上位を占めていました。
- Yahoo
- ENCOUNT
- デイリースポーツ
- スポーツ報知
こういった市場に、個人のサイトが飛び込んだとしても勝ち目はありません。。
後から詳しく解説しますが、こういった大手メディアが占める市場には飛び込むべきではありません。
飛び込んでも大丈夫と判断できる市場というのは、
・大手メディアがいない
・個人のブログや無料サイト(知恵袋)などが上位を占めている
この2つの条件が揃った時に、「よし!狙える」と判断しましょう。
ライバルはどんな情報を提供しているかをチェック
もう一つ、ライバルチェックをする上で大事なことが、
ライバルはどんな情報を提供し、上位表示できているかということ。
先ほどの「自分が参入しても勝負できる市場」と判断できた場合、
- どんなサイトが上位表示をしているのか?
- なぜこのサイトが上位表示できているのか(ドメインの強さや記事の内容など)
と分析することで、
これから自分がどんな情報を提供していくべきなのか、などのその市場のレベルを把握することができます。
ネットだけでなく、リアルビジネスでも大事な考え方ですね!
自分がこれから出したいお店の周りに、
- どんな競合が存在するのか
- どれくらいの商品・サービスの質を提供しているのか
- どれくらいの値段で提供しているのか
などなど。ライバルから得られる価値ある情報を参考にすることもライバルチェックする上で大事になってきます。
ライバルチェックやり方と3つのポイント
それではライバルチェックの具体的なやり方について解説していきます。
記事を書くうえでライバルチェックはどの段階でやるべきかというのを念の為おさらいしておくと、
- 記事ネタを決める
- キーワード選定
- ライバルチェック ← ココ
- 記事タイトルを決める
- 記事を書く
なので、自分が狙ったキーワードを決めた後にライバルチェックをしていきます。
そして、ライバルチェックをする上で大事なポイントは主に2つです。
- 検索意図とあった記事が上位表示しているかどうか
- 狙ったキーワードがタイトルに含まれているかどうか
一つ一つ解説していきます。
検索意図とあった記事が上位表示しているかどうか
「検索意図とあった記事が上位表示しているかどうか」
という基準を持ってライバルチェックをしている人は正直少ないと思います。
これまでのライバルチェックのやり方は、
「狙ったキーワードがタイトルに含まれているかどうかで判断しなさい」
みたいな教えが多かったのですが、本質は違います。
大事なのは、
狙ったキーワードの“検索意図に合致した“記事があるかで判断しましょう。
実際に例をみていきます。
例えば、
「岡村隆史 結婚 馴れ初め」と検索した時にこんな検索結果が出ました。
この「岡村隆史 結婚 馴れ初め」の検索意図は
「岡村隆史と結婚相手との馴れ初めが気になる人」が検索してきた
ということが想像できます。
その検索意図に沿った記事が見事に上位表示されていて、中にはYahoo含む大手メディアが存在していました。
このときに、「検索意図とあった記事の中に大手メディアが存在する」
という判断ができるので狙いません。
一方で、
「岡村隆史 スピード婚」というキーワードで検索してみましょう。
検索意図としては、「岡村隆史は交際期間なしでの結婚だったからスピード婚なのでは?」
という検索意図が想像できます。
上位表示を占めているサイトは大手メディアばかりです。
でも、この大手メディアが提供している情報を実際に見てみると、
「岡村隆史がスピード婚であるという情報を掲載していない」
「オードリー若林のスピード婚について触れている」
と検索意図に合っていない情報が上位表示されています。
このときに「大手メディアが存在するが検索意図とは合っていない情報だ」
と判断し、勝負していきます。
狙ったキーワードが含まれたタイトルでライバルチェックするのではなく、
狙ったキーワードの検索意図と検索結果が合致しているかをチェックする
狙ったキーワードがタイトルに含まれているかどうか
多くの人が、最初の「検索意図と合致したライバルチェック」をせずに最初から狙ったキーワードがタイトルに含まれているかどうかを見がちです。
先ほどの例を使って、まず悪い例を見ていきます。
「岡村隆史 結婚 出会い」
と検索してみるとこんな結果が出ました。
検索意図と合致した大手のメディアがあるのでなかなか勝負しづらい市場ではありますが、
多くのライバルがしてしまう行動が、
「狙ったキーワードを含めたタイトルがどれだけあるか」ということ。
もちろん、これはこれでやってもいいのですが、
狙ったキーワードの検索意図と検索結果が合致していない市場であることを前提にしないと意味がありません。
検索意図と実際の検索結果を見ずに狙ったキーワードがタイトルに含まれているかどうかを見る
逆に、先ほどチェックした「岡村隆史 スピード婚」だと、
- 検索意図と検索結果が一致していない
- 狙っているキーワード含んだタイトルが少ない
→勝負できる市場だ!!
と判断できるのです!
同じ個人サイトが上位表示を占める場合の判断基準
では最後に、
ライバルチェックをして見て大手メディアはいないけど、自分と同じ個人のサイトがある場合の勝負する基準・ポイントを説明していきます。
同じ個人のサイトが検索結果を占めているときは
他のライバルサイトよりも良質な記事が書けるか
ということを考えてみてください。
良質な記事を書くためのポイントは、
- ネット以外の情報源から情報を収集する
- 自分の実体験や考察を加える
- 視覚的にわかりやすく情報をまとめてあげる
- 顕在意識だけでなく潜在意識にもアプローチした記事を書く
など、いろいろと自分の記事に付加価値をつけることができます。
決して、「文字数を多くすればいい」「ライバルよりも早く記事をかければいい」
ということではございませんのでそこは注意してくださいね。
まとめ
今回はライバルチェックの本質とやり方について解説していきました。
まとめると、
- 検索意図と検索結果をみて大手メディアがいないかチェックする
- 狙ったキーワードを含まれたタイトルの数だけでライバルチェックをしてはいけない
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。